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ニューヨーカーの条件 12回

自然の流れを活かす。人生という名のサーフィンを楽しむ。


マンハッタンから車で45分南下した、ロッカウエイビーチに引越し、
久しぶりにサーフィンを始めた。
NYでサーフィン?と思われるかもしれないが、実は東海岸でもNYはサーフィンが
盛んな場所でもある。

サーフィンはサーフボードと身体と波という自然と調和を楽しむスポーツだ。
海と自然と一体になる。沖で波待ちをしていると世間からの雑音は消え、
波の音しか聞こえない。若い時は気がつかなかったが、なんとも幸せを感じるときだ。

サーフィンは人生やビジネスとどこか似ていると思う。やったことがある人ならわかるが、
まず岸からよい波のポイントを探す。よい波のポイントを見つけたら、
そこに向かって海へ飛び込む。サーフボードの上に腹ばいになって両腕でパドリングしながら、沖へ沖へと進む。途中いくつもの波が押し寄せる。いくつかの波の障害から抜けだし、沖で波待ちをする。そして、理想の波が来たらすかさず波に乗りテイクオフする。
いかに華麗に長く波に乗れるか。これがサーフィンだ。

人生やビジネスも同じだ。まずは波をしばらく観察して、どんなふうに波が崩れるのかを観察する。波を読む力というのは、とても重要だ。この波を読むということを忘れて、ただがむしゃらにサーフィンのテクニックだけ磨こうとすると、必ず大きな壁にぶつかる。

成功という波に乗るために、次から次に押し寄せる波をうまくかわさなければならない。不況や困難という波を真正面から受けたら、波に巻かれて岸へ戻されてしまう。時にはその巻き込みが激しく、怪我をしてしまうこともある。そのためにも、波にふっ飛ばされないように水面にもぐって波の障害を最小限に抑える。波が過ぎ去ったら、また先へ進む。このゲッティングアウトがうまくできないと、余計な体力を奪われいつまでたっても沖へでられない。

沖にでてもそうだ。身の丈にあわないビッグウエーブに乗ってしまっても波に巻き込まれるだけ。逆に、くる波くる波を選ばずに乗ると、乗れたとしても短命で面白さもなく、岸から沖への往復ばかりになり、人生を無駄遣いしてしまう。波を見る目が大切になる。

私の過去の人生もそうだった。若さに任せおもいっきりパドルをして、命知らずでおそいかかる波に向かっていった。何度も何度も押し戻されても、沖へ向かった。そして勢いに任せビッグウエーブにチャレンジ。波には乗れたものの、未熟ゆえ途中で大波に巻き込まれてひどい怪我を追いながら命からがら岸にたどりつく。この恐怖心からもう二度とサーフィンはするものかと思いながらも、おっかなびっくりまた海へ向かった。

今度は、ゆっくりながらも波に逆らうことなく波がきたら、波の下をドルフィンスルー。決して困難に背を向けて逃げるのではなく、先に進むためにじっと耐え忍ぶ。これも大切な行為だ。いくつもの障害という波を乗り越え、再び沖へ。ここNYという荒波にもまれながら覚えた術だ。

 現在の先の見えない不況の中、決してビッグウエーブを追いかけずに適度の波でサーフィンを楽しむ。ロングボードで無理なくゆっくりとできるだけ長いライディングを楽しむ。そして、岸に戻り幸せをかみしめてゆっくりと再び沖へ戻る。

今は、このスローなサーフィンで楽しんでいる。自分ひとりですべて何かをつくりだすのではなく、大きなもの、自然の流れを活かすことの方が、もっと楽に素敵なことができたり、自然体でいられるのではないだろうか。しかしまた、時期をみてビッグウエーブを目指してみよう。そんなサーフィンが好きだ。

板越ジョージ


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by amedorinewyork | 2008-10-27 09:43 | ニューヨーカーの条件

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