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■ 連載 「ニューヨーカーの条件」
  第11回 行動を変えてみる。いつもと違うことをする勇気。



私の主宰する「アメリカン★ドリームクラブ」は、ここNYで頑張る日本
人を応援したいという趣旨から設立されたボランティアNPO団体である。

ここには、様々な悩み相談が実に多く寄せられる。
最近、会社設立後に就労ビザの申請を弁護士を通して行ったが、
さんざんな目にあったという人がいた。話を聞いて、腕利きのユダヤ人
弁護士を紹介した。その後、彼からお礼のメールを頂いた。

彼いわく、これまで海外生活において日本人に頼ることには抵抗があっ
たと言う。彼は中国での駐在経験もあり、その際に日本人コミュニティー
に足を引っ張られたという苦い経験があった。

それゆえ、慣れない米国での会社設立も、誰にも頼らず孤軍奮闘していた。
そんな彼に、私は、あえてアメ★ドリ主催の日本人異業種交流会に来る
ように促した。

人生何かがうまく行かなかったり、行き詰ったときは、今までの自分の
法則を変えた方がいい。思い切って何かを変えてみれば、道が開ける
こともある。がむしゃらに自分の信念の中で頑張っていても変わらない。

確かに海外で人を信用するということは本当に難しいことだが、
私は彼に質の高い同胞との出会いによって何かを得て欲しかった。

「行動を変えてみる」。このことを思うと、大谷由里子さんを思い出す。
彼女は吉本興業で故横山やすし氏のマネージャーとして活躍し、宮川大
助・花子などを売り出した。現在は、人材活性プロデューサーとして年間
300を超える講演・研修をプロデュースし、また執筆、テレビなどでも活躍中だ。

彼女との出会いは10年前、彼女の処女作の担当編集部長からの紹介
だった。底抜けの笑顔が印象的な女性。
その彼女が、先日NYでの講演を試み、再会することとなった。

講演の中でで私が注目したのは、「落ち込んだ時の法則」。
彼女は、困った時は行動を変えてるそうだ。感情や性格はそう簡単に変わ
るものでない。でも、行動は変えられる。

大切なのは、落ち込んだ時、つまずいた時に無理に感情を変えるのでは
なく、ちょっと行動を変えてみよう。落ち込んだ時に、そのまま人のせいに
して愚痴を言うのではなく、ちょっと行動を変えてみて、気分を変えてみる。
これが大切だという。

また彼女は吉本興業出身らしく、せっかくの人生だから少しでも笑いのあ
る生活を送って欲しいと熱心に伝えていた。

勇気を持って、何でもいいから最初の一歩を踏み出す。今までの自分と
少し違うことをやってみる。やりたいことを決めてただ行動する。

そして行き詰ったら背中を押してくれる友人を持つのもいい。
冒頭の彼は新たな一歩踏み出す勇気を出してみたいという思いを得たという。

実際彼のケースも、これまでの自分の行動パターンにないことをやってみた
ことが、次へ繋がったという良い例かもしれない。むろん一回変えただけで、
思うような変化がすぐ起こらない場合はある。得たい結果が得られるまでさら
にアプローチを変えるだけだ。あなたの中に、うまくいっていないのに、いつの
まにかしがみついているルールはないだろうか?

あらゆる面で、日本と異なる点も多いアメリカ、そして中でも変化の激しい街
NYでは、昨日までうまくいっていたことが、うまくいかなくなることもありうる。
特定の何かを知っているより、いつもと違うことをしてみる勇気、柔軟に変化
しつづけられる力こそが勝負を分けるのではないかと思う。

板越ジョージ

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by amedorinewyork | 2008-10-07 22:34 | ニューヨーカーの条件

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