人気ブログランキング |
日系コミュニティー時流

ここ7-8年の間に、NYでは10代、20代の若い人達が非常に増えてきていると思います。
日本が豊かになったことや国際化が進んだことなどが理由に挙げられますが、
インターネットの普及によって留学や引越しなどの情報収集が容易になったことも少なからず影響していると思います。

一昔前なら留学生がアパートやルームメートを探す場合、不動産屋へ依頼すると高い手数料が必要となるため、日本食料品店などの張り紙を頼りに物件を探していました。

情報量は限られているし、更新は遅いし、しかもNYに行かなければ得られない情報なので、
アパート探しは一苦労でした。
ところが最近は、日系のインターネットの掲示板が非常に活発に使われており、簡単に物件が見つかるようになりました。
また、ムービングセールなどで簡単に安価に生活必需品が見つかるようになりました。

世の中便利になったなと思っていましたが、その中に新たな落とし穴がありました。

先日、私の友人が日本から日系では定評のある掲示板でアッパーイーストの物件を
つけました。
問い合わせをすると、若い男性から丁寧なメールが返ってきました。

部屋の写真なども送ってきて、「デポジットを先に支払って頂いた方から優先的に部屋をお貸しします。」との内容でした。
友人は、丁寧なメールのやり取りで相手を信じてしまい、デポジットを送金したのです。
すっかり相手を信じ込み、友人は日本から引越しの準備をはじめました。
渡米前日には「気をつけてきてくださいね」とわざわざ国際電話をかけてくる相手。

しかし実際は、募集内容のアパートなど存在しない計画的な犯罪でした。

NY日系コミュニティーでは、ネットでの売買がメジャーになってきましたが、
その反面このような詐欺も横行してくるのでしょうか。

このように、海外まで来て、同朋を食い物にするなんて許せないです。

どうやら、この犯人は私の友人以外にもかなりに日本人に詐欺をしたようで、警察に逮捕されたと聞きました。日本総領事館でも事態を重く見ています。

私の友人の例だけではなく、売買サイトでは偽造小切手での詐欺も多発しているようです。

手口は次のようなものです。

掲示板でテレビなどの物品購入を希望し、購入代金として小切手が送付されてくる。
受け取った小切手を銀行口座にデポジットすると、一時的に入金された形になるので、
安心して物品を犯人へ渡した数日後、銀行からデポジットされた小切手は偽造であることが判明し、入金はできない旨連絡がくる。
犯人へメールで連絡を試みるが、連絡が取れなってしまう。

被害にあった人は小額であろうとも第2第3の被害者を出さないためにも、決して泣き寝入りすることなく、速やかに領事館や警察に被害届けを出すことをお勧めします。

対策として、領事館では下記のように呼びかけています。

(1)インターネット上の掲示板を通じて見ず知らずの第3者とアパートのルームシェア、物品の売買等の取引を行う場合は、メールのみでの連絡に頼らず、相手の人定事項をしっかりと確認するよう心がけてください。

(2)特に不動産関係取引(アパートのルームシェア等)でディポジットを支払うよう要求された場合は、支払う前に改めて相手の人定事項を確認すると共に実際の物件を確認(要すればアパートの管理人にアパートの状況につき照会)するとよいでしょう。また、支払いの際には、領収証を受け取ると共に契約書を作成することをお勧めします。

(3)物品の売買で、代金として小切手を受け取った場合は、小切手が完全にクリアーになる(口座に確実に入金される)まで、物品の引き渡しを控えた方がよいでしょう。小切手がクリアーされるまでには銀行にもよりますが、数日から1週間前後かかっているようです。

今後、アメ★ドリでは、このような事件がないよう、領事館などと連携して戦っていきたいと思っております。またアメ★ドリサイト(www.amedori.net)内でも「海外安全情報」として情報を近日公開していく予定です。

もし、ご一報頂ければプライベートを尊重し、相談に乗ります。

板越ジョージ itagoshi@amedori.net

by amedorinewyork | 2006-09-26 11:37 | NY 情報

<< 写真集 第40回アメ★ドリNY... フロリダでワニと遭遇!! >>