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本当に必要なもの

アメリカに来てすぐのある日、一台のラジカセを買ったことを思い出した。

そのラジカセはあっという間に壊れてしまった。憤慨して友人のエリックに話すと、
「いくらで買ったの?」と聞かれた。

私は、「アメリカの家電って安くってびっくりしたよ。それでお店で一番安いのを買ったんだ」
と答えた。それなら仕方がないねと一笑された。

日本ではお店で買ったものなら安心する傾向があるが、アメリカではそうはいかない。
アメリカに来て感じたことは、極端に安いものと高いものがあるということ。

椅子ひとつをとっても、300円で買えるものから200万円のモノまである。
家電なども同じである。そしてモノが氾濫する中、値段の差はとてもシビアに出る。
だから見極める眼が必要になると痛感した。

資本主義国のアメリカはマーケティング技術が発達している。
世界一と言ってもいいだろう。その中でモノを買わせる戦略に人々は乗せられて、
不必要なものを買ってしまう傾向にある。

例えば車にしても、実は新車なんか買わなくても、明日からそれがなければ生きて
いけないという人はいないだろう。
それでも新車が売れていくのは、多かれ少なかれ企業の戦略に乗せられているからだ。
またそれに対しても金融会社が上手にローンをつけて無理やり買わせているというのが
昨今の現状だ。

実は今回の「100年に一度の不況」と呼ばれるこの状況は、確かに金融の破綻から
きたのかもしれない。しかし金融危機というのはきっかけであって、
実は世界のマーケティング技術が進歩しすぎて、過剰生産で需要と供給の極端な
アンバランスから起こったのかもしれない。

不必要なものに人類が翻弄されたのだ。そしてこの「100年に一度の不況」はその戒め
なのかもしれない。こんなことを考えていた。

こんな考えは経済学者でもなんでもない私の絵空事に過ぎないかもしれない。
しかし景気の悪い時、世の中の循環が良くない時に、無理やり何かを変えようと
頑張っても、達成することは難しい。

経済は追い風の時もあれば向かい風のときもある。だから悲観する必要などない。
数年耐えればまた、いい時は必ずやってくる。むしろその時に波に乗れるよう準備を
しておくことが大事だ。

今おかれている状況を自分なりに冷静に分析して反省し作戦を練る、充電の時期が
大切なのかもしれない。


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by amedorinewyork | 2009-01-27 02:46 | 自己啓発

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