ニューヨーカーはお酒好き 2

ニューヨーカーを気取って、バーのカウンターで飲む。
チップは大体タックスの倍を渡す(NYの消費税8.875%)を渡すのが通常であるが、バーなどの場合は、ビール例えば五ドルに対してもニューヨークのバーの場合は、カウンターで飲み物をオーダーすると、1ドルをチップで渡す。値段やサービスによっては、もっと渡すのが粋である。

日本の女性が好むような、フルーティーなカクテルなどはこちらではとても高い。一杯20ドルを越すようなものがざらにあり、それにチップを足すと20ドル近く払う羽目になる場合もある。ビールは安いのだが、お酒の種類によって値段の知識がないと大変なことになる。

日本酒は、久保田や八海山が人気。20年前から日本レストランの老舗にだしてあって未だに根強いようだ。

ちなにみ、人気の「Nobu」レストランでは、佐渡の真野鶴しかださないようだ。これがすばらしいからではなく、オーナーの松久信久さんが佐渡の出身のようなので、ここの酒だけをいれているという。

他に、ニューヨークでは、山口の獺祭や山梨の七賢など、日本でもさほど大きな酒造ではないが人気がある。少しハイソで他国の文化にも興味を持つような余裕のある金持ちから通の酒として喜ばれている

しかし日本の日本酒ばなれが進み、多くの酒造がなくなっている中でニューヨークでは大健闘だ。
最近はマンハッタンに日本酒専門店も登場した。

ちなみに、「SAKE」はサケではなくサキとアメリカ人は発音する。

日本で焼酎ブームになり、アメリカでもその勢いで、「ジャパニーズ・ヴァッカ」といわれ、最近は数々の焼酎が輸入されるようになった。在米日本人としては嬉しいところだが、アメリカ人にはイマイチまだ浸透してないようだ。

日本のビールは、サッポロ、アサヒ、キリンが検討している。そして、マンハッタンでは日本ではあまりなじみのなかった常陸野ビールが健闘している。

これも先の酒造のように、ここニューヨークでしっかりマーケティングをしたおかげか、日本人以上に知名度があったりする。まだまだビジネスチャンスはありそうだ。


人気ブログランキングへ←応援クリックお願いします!

イベント情報
@東京

10月23日(金) 東京NY異業種交流会

@New York
11月23日(月)月例ビジネスセミナー 「クチコミを最大限利用するソーシャルマーケティング101 後編」
11月20日(金) NY異業種交流会
Youtubeにアップしてます!

mixiやってます。「ニューヨーク会」で検索して下さい。
[PR]

by amedorinewyork | 2009-10-21 13:27 | 日本人になりたいNew Yorker

ニューヨーカーはお酒好き 1

アメリカ人と飲みに行くとなると、ビジネスディナーは別だが、だいたいは仕事が終わってから一度家に帰ることになる。

そして、シャワーを浴びて着替えてから出かける。飲みにいくと、おつまみなどを食べずにひたすら飲み続ける。日本人のように、おつまみをたべながらちびちびとはやらない。

友人のバーテンダーと話す機会があり、最近のニューヨーカーの酒事情を聞いてみた。

アメリカ人の人気の酒はなんといってもビールだそうだ。
濃いのから薄いのまで多種だ。最初の一杯から最後の一杯までひたすらビールを飲みまくる。

カクテルで言えば、今ニューヨーカーの人気はマティーニやコスモポリタン。
マティーニといえば、普通はジンがベースだが、ニューヨークの若い人三〇代後半までの人は、マティーニと言えば、ウオッカベースになる。

ニューヨークカーは日本人のように酒には結構こだわりがあるようだ。
「あの店で飲んだ、なんとかコスモポリタンはあるか」など、よくバーテンダーに聞いてくるようだ。

ウオッカは英語の発音はヴァッカ。銘柄ではグレイグースが人気のようだ。
グレイグースはニューヨークで本当によくコマーシャルで見かけるからか。

仕事以外では時間がいい加減なアメリカ人。彼らでバーが込み合い始めるのは、夜十時以降からだ。
体力があるのか、サラリーマンが少ないのか、遅くても一向に気にしない。
パーティーなんかにいっても、八時から始まると言えば、日本人は律儀にあつまる。
しかし、アメリカ人は三十分、一時間の遅れはあたりまえだ。

とにかく、アメリカ人はひたすらに飲む。日本人よりも圧倒的に酒が強い。
アメリカ人の女性が「私はお酒が弱いから、薄めで」と言っても、日本のクラブで出されるような薄いお酒はジュースだといってつき返されるという。弱いといってもある程度つよい。

続く

人気ブログランキングへ←応援クリックお願いします!

イベント情報
@東京

10月23日(金) 東京NY異業種交流会

@New York
11月23日(月)月例ビジネスセミナー 「クチコミを最大限利用するソーシャルマーケティング101 後編」
11月20日(金) NY異業種交流会
Youtubeにアップしてます!

mixiやってます。「ニューヨーク会」で検索して下さい。
[PR]

by amedorinewyork | 2009-10-19 13:54 | 日本人になりたいNew Yorker

応援クリックお願いします!←ブログランキングに参加してます。応援クリックお願いします!

日本人になりたいニューヨーカー 第3話

日本がアメリカに仕掛けた時限爆弾‏

そんな状況の中で、私の住むニューヨークも確実に日本化している。子供の遊びは日本化し、ニンテンドーやプレイステーションなど、日本のゲームにめきめきと侵食されている。大人は食べ物を吟味し始め、健康を気にするに比例して日本の食事に興味を持ち始める。そして日本人のように様々な物のディテールにこだわるようになった。

アメリカの子供に大人気の日本のアニメは、ハリウッド映画のようにドンチャンバラバラの格闘だけではなく、繊細な感情表現やリアルな人間関係、手塚治虫の漫画や宮崎アニメのように環境保護などの強い社会的なメッセージを含んだものもある。それらを日常的に見続けていけばアメリカ人も次第に洗脳されていくのだろうか。

食べものが性格に影響すると聞いたことがあるが。肉食だったアメリカ人が寿司や豆腐ばかり食べていると思考も自然と日本人的になるのだろうか?

我々の子供時代、農耕民族の日本人はマクドナルドやステーキの美味しさに目覚め、ハリウッド映画を観て喜んだ。昭和四七年、マクドナルドの第一号店が作られた当時、社長の藤田田氏は「これから人々が進んでパンを食べる時代がやって来る。現在の人々はご飯とパンのどちらを選ぶかというと、迷わずご飯を取る。しかしこれから成長して大人になる子供たちはパンを選ぶようになるだろう」と予言した。

実際私も、昼食にご飯物を食べるかハンバーガーを食べるという状況になると、ハンバーガーを食べている。子供の頃に仕掛けられたアメリカの時限爆弾によってハンバーガーというDNAが埋め込まれ、今もそのまま残っているかのようだ。その結果無意識にもアメリカびいきになったのかもしれない。

今度はアメリカに、日本が時限爆弾をしかけたのだろうか。それは爆弾とは少しニュアンスが違うかもしれない。何故なら、それは戦後の日本に計画的に仕掛けられた、アメリカの意識的で狡猾な爆弾とは違うからだ。むしろアメリカ人、その中でも文化レベルの高いニューヨーカー達が生活の向上を追及する上で無意識に、自主的に選択した自然発生的な時限爆弾だ。

そして何よりも注目すべきは、この日本の時限爆弾は破壊ではなく、人間関係の調和や環境保護、健康など「平和な影響」をもたらす質の高い時限爆弾だということだ。


日本人になりたいニューヨーカー 第3話


イベント情報
@New York
8月21日(金) NY異業種交流会 講師 相原勇 女優・タレント
8月26日(水) ABPSビジネスセミナー 「ブランド戦略に役立つ法律知識」 内藤博久弁護士

@東京

9月25日(金) 東京NY異業種交流会 ミニライブ&トーク 庄野真代

mixiやってます。「ニューヨーク会」で検索して下さい。

人気ブログランキングへ←応援クリックお願いします!

オーディオブックが3冊発売されました!f0088456_68229.jpg 
喜田寛 x 板越ジョージ「コミュニケーション・マジック」人脈、コミュニケーション上達法
マイク木田 x 板越ジョージ 「アメリカのカラオケブーム」仕掛け人 Vol.1 起業編  Vol.2 アメリカ最新事情編

[PR]

by amedorinewyork | 2009-08-20 00:22 | 日本人になりたいNew Yorker

応援クリックお願いします!←ブログランキングに参加してます。応援クリックお願いします!

日本人になりたいニューヨーカー 第2話
日本のオタク文化がアメリカを変える 2

私は人生の半分以上をアメリカ、主にニューヨークで過ごしてきた。高校卒業後渡米し、すでに二〇年以上が経つ。アメリカ南部の大学を卒業し、ニューヨークに渡り九五年に起業した。一時は七つの会社を経営し、株式公開直前までいったが、二〇〇一年同時多発テロの影響で沈没し、多額の借金を背負った。現在は出版、小売店・卸業、コンサルティング会社を経営している。 

長いニューヨーク生活で栄枯盛衰を経験してきたわけだが、その傍らで、衰えることなく、むしろ加速しながらアメリカを侵食し続ける日本文化の勢いには目を見張るものがあった。実はかつて経営していた会社の一つは日本のアニメやゲームを扱っており、自分が現在のニューヨークの日本ブームのはしりに関わっていたという感覚もあった。

当時はエコノミック・アニマルとしか認識されていなかった日本が、九〇年代半ば位から、アメリカ人にとって「クールでポップな日本」としての認識に変わった。そこから現在までに至る日本ブームの過程とそれを受け入れていくアメリカ人の感覚に、私は人一倍興味を持って注目していた。

では、そもそも何故アメリカで日本のアニメが流行るのか。それはストーリー性があること。ストーリーが今までのアメリカのハリウッド世界のような勧善懲悪の単純なストーリー展開でなく、大人も楽しめるようなリアルなドラマと豊かな感情表現があること。そして絵が美しく細部まで丁寧に描かれていることなどが挙げられる。

今アメリカのどの書店でも売られているのは、日本のマンガのような絵をどのように描くかを丁寧に指導している本だ。目、顔の輪郭、髪の毛、体など、ステップに分けて練習できるようになっている練習帳みたいなものが沢山並んでいるから驚いてしまう。それを、いい大人の黒人が毎朝の通勤時間に地下鉄に乗りながら真剣にやっていたりする。

最近は、宮崎駿監督の映画もアメリカでもヒットしている。チャンネルをひねると「蛍の墓」や「千と千尋の神隠し」が英語吹き替えで流れていたりするのだ。例えば「風の谷のナウシカ」でナウシカが初めてテトに出会う場面がある。人間になつく事は無いとされた野生動物のキツネリスの子が、怯えるあまりナウシカの指を深く噛む。しかし全く動じないナウシカにひるんだテトは、やがて済まなそうに彼女の指を舐め始める。日本人なら誰でも知っているようなアニメの名シーン。このような繊細な心と心の交流がアニメの中で展開されることが、アメリカ人にとってはハッとするほど新鮮なのだ。

以前、全く日本のアニメを観たことが無いというアメリカ人の友人に、浦沢直樹作の本格ミステリー「モンスター」というアニメを見せた事がある。これはどちらかというと大人向けの推理サスペンス的なストーリーだが、第一話を見始めると、彼は何故かシリアスなシーンでこらえきれないようにクスクスと笑い出す。
一緒に観ていて不快になった私が、
「何で笑うんだ」
と尋ねると、
「アニメなのにこんなにシリアスな顔をして真面目なセリフをはいているのが可笑しくてたまらない」
と言った。

つまりアメリカ人にとってアニメとは不真面目なくだらない内容をやるという概念しか無かったのだ。この時彼の目には、恐らく日本で言えばまるでお笑い芸人たちが大真面目にサスペンスドラマをやっているかのように見えたのだと思う。

しかし、二話、三話と進んでいくうちに彼はストーリーにどんどん引き込まれていった。そしてついには真面目に犯人は誰かを推理するようになった。最終話に大興奮した彼は、他にも日本のアニメを観たいと言い出したのだ。新しいアニメの楽しみ方にアメリカ人が目覚めた瞬間を見た思いがした。

私は以前、アメリカで日本の本を専門に扱う書店を数店舗経営していたことがある。南部のアトランタの店舗でさえも、日本人顔まけの漫画ファンがいて、彼らは英語の漫画ではなく、日本語の漫画を買うことを好んだ。

また当時はビデオなども英語の吹き替えよりも、日本語そのままのものに字幕がついたものが人気だった。英語のものよりも日本からのものなので、何倍もの価格がしていたにも関わらず、日本語のままのものを手に入れることに意義を感じているのだという。

日本人になりたいニューヨーカー 第2話


イベント情報
@New York
8月21日(金) NY異業種交流会 講師 相原勇 女優・タレント
8月26日(水) ABPSビジネスセミナー 「ブランド戦略に役立つ法律知識」 内藤博久弁護士

@東京

9月25日(金) 東京NY異業種交流会 ミニライブ&トーク 庄野真代

mixiやってます。「ニューヨーク会」で検索して下さい。

人気ブログランキングへ←応援クリックお願いします!

オーディオブックが3冊発売されました!f0088456_68229.jpg 
喜田寛 x 板越ジョージ「コミュニケーション・マジック」人脈、コミュニケーション上達法
マイク木田 x 板越ジョージ 「アメリカのカラオケブーム」仕掛け人 Vol.1 起業編  Vol.2 アメリカ最新事情編

[PR]

by amedorinewyork | 2009-08-19 05:46 | 日本人になりたいNew Yorker

応援クリックお願いします!←ブログランキングに参加してます。応援クリックお願いします!

日本人になりたいニューヨーカー 第1話

日本のオタク文化がアメリカを変える 

朝、起きるとパナソニックのテレビをつける。
親にトヨタの車に乗せられて通学。
家に帰るとニンテンドーで遊び、また日本製のアニメをみて喜ぶ。
夕食は寿司やテリヤキなど日本食に舌鼓を打つ。

これは最近のニューヨーカーの子供の何気ない一日の行動だ。
思えば私達が若い時代は、ハリウッド映画を観て育ってきた。学生時代には「ロッキー」や「ランボー」などに夢中になったものだ。マクドナルドで食べるハンバーガーは大好物。初めて飲んだ日本人は薬のような味だと驚いたコーラも、多くの日本の少年少女が好んで飲むようになった。この時代、日本の社会はアメリカから彼らの強烈な文化を意識的に仕掛けられ、それに乗せられ、踊らされていた。今まさに、その逆転現象が起きようとしている。

子供の時に見た映像とは大人になってもずっと頭に焼き付いているものだ。例えば、私にとって「根性」のイメージとは漫画「あしたのジョー」や「巨人の星」。「空を飛べたらいいな」と思えばは迷わず、「ドラえもん」のタケコプターを連想する。実はこういう子供の頃のアニメ原風景は大きくなっても思考の背景に色濃く残っている。

それと同じ様に、現代のアメリカ人の子供は当たり前のように「ドラゴンボール」や「セーラームーン」、大ヒットを続けている「ポケットモンスター」などの日本製のアニメを観て育っている。そして彼らの思考がその影響を多大に受けていることを疑う余地は無い。今まで「タケコプター」が日本人の共通認識の中にあったように、いまや、誰もが「カメハメハ」や「ピカチュウ」などを知っていて、世界の子供の共通意識として成り立ちつつある。

子供の世界基準に影響力を及ぼすのは野蛮なハリウッド映画から、日本のアニメがとって変わったのかもしれない。私はこれを日本が生んだ「子供に対する平和な影響」としてとても意義のあるものだと考えている。暴力や乱闘シーンが多いハリウッド映画より、日本のアニメはるかに安全で、心あたたまる、平和なものだからだ。

忘れてはいけないのは、アメリカにも生まれた「オタク文化」である。「オタコン」や「コミコン」など「コン」と呼ばれるコンベンションが全米各地で毎年のように行われている。そこには大量のアニメファンが集まってくる。一九九六年にアトランタで日本語書店の経営を始めた時から、私はアメリカで日本のアニメやゲームや日本製キャラクターグッズが流行ると睨んでいた。

ビジネスとして始めた当初は、本当に気持ち悪い(失礼)のオタッキーなアメリカ人ばかりが相手であった。しかし、いまやバルチモアで行われる「オタコン」などは二万人以上のアニメファンが、三日間に渡ってアニメ好きが日本人顔負けのコスプレをして全国各地からこの日のお祭りのために集まってくる。そこでは、毎年日本からはゲストとしてTMレボルーションやYOSHIKIなどが呼ばれて盛り上がっている。

続く


イベント情報
@New York
8月21日(金) NY異業種交流会 講師 相原勇 女優・タレント
8月26日(水) ABPSビジネスセミナー 「ブランド戦略に役立つ法律知識」 内藤博久弁護士

@東京

9月25日(金) 東京NY異業種交流会 ミニライブ&トーク 庄野真代

mixiやってます。「ニューヨーク会」で検索して下さい。

人気ブログランキングへ←応援クリックお願いします!

オーディオブックが3冊発売されました!f0088456_68229.jpg 
喜田寛 x 板越ジョージ「コミュニケーション・マジック」人脈、コミュニケーション上達法
マイク木田 x 板越ジョージ 「アメリカのカラオケブーム」仕掛け人 Vol.1 起業編  Vol.2 アメリカ最新事情編

[PR]

by amedorinewyork | 2009-08-18 12:55 | 日本人になりたいNew Yorker