アメリカン★ドリーム倶楽部
「NY異業種交流会@NY総領事大使公邸」を祝して


かつてニューヨークでは、駐在員でない日本人はとても居心地が悪かった。

ニューヨークで起業した自営業者や現地で採用された日本人は、自分がこのアメリカ社会でどこに所属するのか分からなかった。つまりアイデンティティが確立されなかったのだ。それを実感したのが9・11だった。駐在員の安否確認は領事館や日本の親会社がしてくれた。
しかし私たち現地組に対しては、誰も安否の確認をしてくれない。どこに連絡をとり、どこを頼ればいいのか分からなかった。

日系コミュニティー誌をみても駐在員向けの情報ばかりだった。こういうときこそ、日本食レストランに出向いたりして日本人同士助け合いたかった。
しかし現実は逆。そのせいか現地の日系中小企業はことごとく傾いた。今更、そんな愚痴をこぼしても世の中は変わらない。自分たちの力でなんとかしていくしかない。

そんな気持ちでこのアメ★ドリや異業種交流会を始めた(詳細は拙著「グラウンド・ゼロ」に記載)。フリーペーパーや、フェーストゥーフェースの交流会を通じて、NYで頑張っている同邦を応援し、ネットワークを作りたいと思った。

 いまやアメリカン★ドリーム倶楽部の登録者は1800名を超え、メールマガジンも200回を超えた。異業種交流会も45回を数える。
そんな活動が評価されたのか、最近ではNY総領事館の人々も毎回異業種交流会に参加してくださっている。忘年会では、櫻井大使も参加してくださった。
そのときの参加者は200人を超え、会場は文字通り熱気に包まれた。領事館の方々にも、NYで頑張っている日本人のことはずいぶん理解していただけたと思う。

 そこで、櫻井大使のご自宅でもあるNY総領事大使公邸を交流会の会場に使用させていただけないかとお願いしてみた。

9.11を経験した私としては、日本人のネットワークをより一層強固なものにしたかったのだ。社会不安の大きいこの地で生活していく私たちにとって、このネットワークが役立つことはあっても、邪魔になることはありえないと確信している。
海外で暮らす日本人にとって、大使館や領事館はいざというときの拠り所だ。領事館とアメ★ドリ倶楽部を結ぶ強い絆の上に、私たちのアイデンティティが存在すると私は考えている。

 1903年に建てられた国有財産である大使公邸は、大使主催の公のレセプションのみが行われる由緒ある建物という。

今回初めて、私たちのような民間人の会合に開放していただくこととなになる歴史の第1歩です。快諾していただいた櫻井大使をはじめとする領事館の皆様には心からお礼を申し上げます。次回の異業種交流会は、2月23日に大使公邸で開催いたします。

 私たちはこれからも領事館と協力してアメリカで頑張る日本人の活動を支援していく考えです。例えば6月3日に行われる日本祭り「Japan Day @ セントラルパーク」があります。

総領事館が主催して開催されるこの祭りでは、アメ★ドリ倶楽部も全力で応援し、成功させたいと思っています。

今までは駐在員組、日系人組、現地組とクラス分けわけされているような感があり、接点もあまりなかったのですが、このJapan Dayを通して、こうした垣根が取り除かれ、交流が深まることを大いに期待しています。そして、アメリカに暮らす方々に日本の素晴らしさ伝えらればと思っています。

これからも弊紙「アメ★ドリ」と「アメ★ドリ倶楽部」の活動を通して、海外で頑張っている人を応援し、ニューヨーク地域社会に貢献し、そして日系コミュニティーの繁栄に役立てるよう、一生懸命頑張る所存です。

皆様のご参加お待ちしております

板越ジョージ

異業種交流会の参加詳細また、公邸写真はこちらから
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by amedorinewyork | 2007-01-28 11:36 | イベント・講演情報

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